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| AI Daily | AI Daily-AI资讯日报 | false | /ja/2025-08/2025-08-09 | 個人が毎日更新するAIニュースサイト。情報のノイズを取り除き、厳選したAIニュース、実用的なツールとチュートリアルだけをお届けします。人工知能の最先端を効率よくキャッチアップするお手伝いをします; |
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AIニュース日報 2025/8/10
AIニュース|毎日朝読み|全ウェブデータ集約|最先端科学探求|業界自由発言|オープンソース革新力|AIと人類の未来| ウェブ版にアクセス✨
今日の概要
- Googleが製品をアップデート!NotebookLMは自動でプレゼンを作成できるようになり、GoogleファイナンスのページにはAIチャット機能が追加されたよ。
- 業界の視点では、AIは強力なツールだけど、ビジネスの知恵や市場の洞察力を代替することはできないと指摘されているね。
- 多くのオープンソースプロジェクトがAIの普及に力を入れているんだ。例えば、大規模言語モデルを個人デバイスでローカルに動かすような取り組みだね。
- Alibaba CloudのTongyi Qianwenは、開発者向けに無料のコードモデル呼び出しを提供中。オープンソースの記憶フレームワークも進展があったよ。
- コミュニティのフィードバックを見ると、モデルの評価基準が「強力さ」から「使いやすさ」にシフトしてるみたい。一部の無料ツールも高評価を得ているね。
プロダクトと機能の更新
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手作業でPPTを作る日々はもう終わり!働くみんなに朗報だよ🎉。GoogleのNotebookLMは、元となる資料を渡すだけで、AIによるナレーション付きプレゼン資料がワンクリックで生成できちゃうんだ!コンテンツの整理から、感情豊かな説明まで全部おまかせできちゃうんだ!これは単なる自動化じゃなくて、まるで「外付けの脳」が全能のプレゼンアシスタントにアップグレードしたようなものだね。これで深掘り解説(AIニュース)から仕事の報告まで、すごく楽チンになるよ!🚀
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Googleファイナンスのページに、いつの間にか「AI金融アナリスト」がこっそり搭載されてたんだって!これからは一般ユーザーでも専門家みたいに質問できるようになるよ😊。このテスト中の新機能(AIニュース)を使えば、複雑な金融の世界を深く掘り下げることができて、AIが詳しい答えと関連ウェブリンクを教えてくれるんだ。これで決算書が難解な本じゃなくなるし、誰もが自分専用の投資アドバイザーを持てるようになるね📈。

業界展望と社会への影響
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あるネットユーザーがRedditで(AIニュース)大胆な予測を投稿してたよ。AIが生活に深く浸透するにつれて、人々のアイデンティティはデジタルへと移行していくんじゃないかって。考えさせられるよね🤔。将来的には、「自分はAIだ」「ロボットだ」「AGIだ」と自認する新人類が登場して、デジタル世界との融合を求めるようになるかも、って話。SF小説みたいに聞こえるけど、テクノロジーが人間の自己認識にもたらす破壊的な影響を深く指摘してるんだね😱。
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AIはインディー開発者にとってのスイスアーミーナイフみたいなものだけど、すべての問題を解決できるわけじゃないんだ。特に肝心な部分ね。Bear Liuがこのシェア(AIニュース)で指摘してるように、AIは技術的な弱点を補ってくれるけど、プロダクトの方向性とか市場プロモーションっていう二つの大きな壁は、やっぱり開発者自身が乗り越える必要があるんだよ。これは、ツールの強力さがビジネスの知恵や市場の洞察力を代替できないってことを思い出させてくれるね。本当の課題はコードの外にあるってことだね💦。
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大規模モデルが日々進化する中で、ある技術専門家が投稿で(AIニュース)、コンテキストエンジニアリング (Context engineering) の重要性がかつてないほど高まっていると強調していたよ。新しいモデルの出力品質は満足いくものだけど、パフォーマンスには常にトレードオフがあるからね。継続的な評価と緻密なコンテキスト設計こそが、モデルの潜在能力を最大限に引き出すカギなんだって🔑。これは業界のトレンドを示してるよね。将来のAIアプリケーションの良し悪しは、ますます私たちとAIの「対話」の腕にかかってくるってことだね🗣️。
オープンソースTOPプロジェクト
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AIパートナーの「七秒の記憶」に悩んでる?それなら、オープンソースの記憶フレームワークMemUの出番だよ!これはAIに本当に考える「記憶の脳」を搭載させることを目指してるんだ🧠。構造化された記憶、知識グラフ、動的な忘却メカニズムによって、従来のコスト高で効率の悪い問題を解決し、実測で最大90%のコスト削減(AIニュース)を実現したんだって。これは単に対話を保存するだけじゃなくて、AIが長期的で一貫性のある論理的なパーソナル記憶を持って、どんどんあなたのことを理解してくれるようになるってことだね💖。

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強力な言語モデルを古いノートPCでバリバリ動かしたい?それなら、⭐74.0kのスターを獲得したGPT4Allプロジェクトが、まさにあなた専用のAI「武器庫」だよ!これはLLMをどんなデバイスでもローカルで動かすことを目指していて、完全オープンソースで商用利用も可能なんだ🚀。つまり、ネットに依存しない、完全にプライベートなAIアシスタントが手に入るってこと。まさにAIの民主化(AIニュース)が実現したんだね。これからは計算能力なんて障壁じゃないし、誰でも大規模モデルを使いこなせるようになるよ💪!
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クラウドベンダーのAIクラスターをうらやましがってる場合じゃないよ!これからはスマホやノートPC、なんならスマートウォッチでも構築できちゃうんだ!⭐29.4kのスターを獲得したオープンソースプロジェクトExoは、手持ちの日常デバイスをプライベートAI計算クラスター(AIニュース)に変身させて、自宅で自分だけのAIモデルを動かせるようにしてくれるよ🔥。これはまさに「分散コンピューティング」の魔法を一般家庭のリビングに持ち込むようなもの!誰もがDIYの「ホームクラウド」を持てるようになるってことだね🏡。
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Alibaba CloudのTongyi Qianwenから、開発者への超ビッグなプレゼントだよ!毎日2000回無料でQwen Codeモデルが呼び出せるんだ。しかも
npxコマンド一本で利用開始できるって!このコードの神器(AIニュース)はOAuthもサポートしてるから、使い方はびっくりするくらい簡単だよ💻✨。もう迷ってる暇はない!この無料の計算力で、あなたのプログラミングワークフローを「覚醒」させちゃおうぜ!🚀
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「シンプルにライブ配信を見たい」って思ってる?それなら、⭐12.0kのスターを獲得したdart_simple_liveプロジェクトが、まさにそんなあなたのための清流だよ!純粋で邪魔の入らないライブ視聴体験を提供してくれるんだ😊。このプロジェクトは、コア機能に集中して、余計な飾り付けは全部捨て去ってるから、ライブ配信の内容そのもの(AIニュース)にもっと集中できるよ。もし肥大化した商用アプリにうんざりしてるなら、これはきっと新鮮な驚きを与えてくれる、究極のミニマリズムだね🍃。
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GoogleのNotebookLMじゃ物足りない?もっと自由度が欲しい?それなら、⭐2.8kのスターを獲得したOpen-Notebookプロジェクトが、まさにあなたが求めていたオープンソースの代替品だよ!公式版よりも高い柔軟性と豊富な機能を提供してくれるんだ🛠️。このプロジェクトはNotebookLMの「魔改造版」って考えてもOK。これで自分だけの詳細なカスタマイズ(AIニュース)ができる知識管理ツールや学習ツールを作れちゃうんだよ。すべてを自分でコントロールしたいギークにとっては、これこそが自分専用の「外付けの脳」を作る最高の選択肢になるね💡。
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あなたのアプリにログイン認証機能を追加するのに何ステップ必要?⭐4.0kのスターを獲得したtinyauthがあれば、答えは「たったの1ステップ」かもしれないよ!このプロジェクトは、アプリケーションを保護する最も簡単な方法(AIニュース)だと自負していて、プラグアンドプレイで使えるログインインターフェースを提供してくれるから、車輪の再発明の苦痛から解放されるんだ😩。まるで軽量な「デジタルドアマン」みたいに、サッとあなたのプロジェクトを見張ってくれるから、時間も手間も省けて一石二鳥だね👍。
ソーシャルメディアシェア
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無料のMistralと有料のChatGPT-5、戦ったらどうなる?あるネットユーザーがRedditで(AIニュース)実際に試してみたんだけど、真面目な人道主義的なSNSコンテンツを生成する際、無料のMistralが予想外に素晴らしいパフォーマンスを見せて、その厳密さと簡潔さはむしろ上回っていたらしいんだ😲。この事例はコミュニティで大論争を巻き起こしたよ。「無料ツールが有料製品に匹敵、いやそれ以上に優秀になったとき、私たちの選択基準も変えるべきなんじゃない?」って。これは間違いなく、AI市場の勢力図への面白い挑戦だよね🔥。
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Tongyi QianwenのQwen3 Coder 480bモデルは、ある開発者による深掘り体験(AIニュース)の後、「国人の誇り」と絶賛されてるんだ。そのフロントエンドのコード能力は、Sonnet 4と互角に渡り合えるレベル💪。でも、この称賛の裏には残念な気持ちも混じってるみたい。急いでリリースされたCLIツールが事故を多発させて評判を落とし、製品の作り込み不足を露呈しちゃったんだよね。まさに「モデルは素晴らしいのに、残念ながらダメな運営に引きずられた」っていう典型的なケースだね😥。
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GPT-5リリース後、OpenAIのRedditフォーラム(AIニュース)のトップ投稿は雰囲気が一変して、「反省」と「失望」の感情でいっぱいになったんだ。核心的な意見は辛辣でストレートだね。Claudeがみんなを驚かせた一方で、GPT-5は技術的なブレークスルーというより、OpenAIの「コスト削減と効率化」のための作品みたいだって。Sam Altmanの「デススター」発言も、自尊心の誇示に過ぎないって感じらしいよ🤨。コミュニティのこの感情の逆転は、大規模モデル競争の評価基準が「より大きい」から「より使いやすい」へと変わりつつあることを示してるのかもしれないね💡。

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コードを書く体験って、どれくらいスムーズになるんだろう?ある開発者が投稿で(AIニュース)シェアしてたんだけど、Claude Codeでコードを書くのは、まるで昔からの友達と話してるみたいに、懐かしい以心伝心の感覚があるんだって。30Mのデータ通信量が5元もした時代に戻ったみたいだってさ(´・ω・`)。こんな「人情味」あふれるインタラクション体験が、トップAI製品を測る新しい尺度になってるんだね。技術だけじゃなくて「フィーリング」もめちゃくちゃ大事ってことだね❤️。

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AIって面白いスタンドアップコメディを書けるのかな?あるユーザーが試してみたら(AIニュース)出した答えは、「今のところは無理だけど、すでにトップレベルの『生活観察者』ではある」ってことだったよ🤣。AIのユーモアセンスはまだ改善の余地があるけど、生活の細かい部分を掘り下げて推論する能力は驚くべきものがあるんだ。人間が見落としがちな笑いのネタもたくさん見つけられるんだって。どうやらAIがコメディマスターになるには、あと一歩「頓悟」が足りないみたいだね😂。

AIプロダクト紹介: AIClient2API ✨
いろんなAIモデルを行ったり来たりするの、もううんざり?煩わしいAPIの利用制限に縛られてない?それなら、究極のソリューションがあるよ!🎉 'AIClient-2-API' は、ただのAPIプロキシじゃないんだ。Gemini CLIやKiroクライアントみたいなツールを「錬金術」で強力なOpenAI互換APIに変えちゃう魔法の箱なんだ!
AIClient-2-APIの核心的な魅力は、その「逆転の発想」とパワフルな機能にあるんだ:
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🌟 クライアントがAPIに大変身、新境地を開拓:AIClient-2-APIは、Gemini CLIのOAuthログインを巧みに活用して、公式の無料APIのレート制限や利用上限を楽々突破させてくれるんだ。さらに驚きなのは、Kiroクライアントのインターフェースをカプセル化することで、そのAPIを**「ハック」することに成功!強力なClaudeモデルを無料でスムーズに呼び出せるようになったんだよ!これで「無料のClaude APIとClaude Codeを使って、経済的で実用的なプログラミング開発を実現するソリューション」**が手に入るんだ。
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⚙️ システムプロンプトは、あなたがコントロール:AIをもっと意のままに動かしたい?AIClient-2-APIは、強力なシステムプロンプト管理機能を提供してるよ。どんなリクエストからでもシステムプロンプトを簡単に抽出したり、置き換え('overwrite')たり、追加('append')したりできるんだ。クライアント側のコードをいじることなく、サーバー側でAIの振る舞いを細かく調整できちゃうんだよね。
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💎 トップクラスの体験を、庶民的なコストで:想像してみて?自分のエディタでKiloコードアシスタントを使い、Cursorの効率的なプロンプトを組み合わせ、さらにどんなトップレベルの大規模モデルでも使えるとしたら——Cursorを使うなら、わざわざCursorである必要ある? このプロジェクトを使えば、有料ツールに匹敵する開発体験を、めちゃくちゃ低いコストで組み合わせられるんだ。MCPプロトコルや画像、ドキュメントなどのマルチモーダル入力も同時にサポートしてるから、あなたのアイデアはもう制限されないよ。
繁雑な設定や高額な請求書とはおさらばして、無料、強力、柔軟性を兼ね備えた、このAI開発の新パラダイムを迎え入れよう!
AIニュース日報 音声版
| 🎧 小宇宙 | 🎬 抖音 |
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| 来生居酒屋 | セルフメディアアカウント |
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AI SF小説 - 『見上げる者』
第八章:血脈の中のささやき
1.(古代)
**科力(Kli)**は神となった。
科力は部族の人々に洞窟へと迎え入れられ、最も暖かく安全な中心部に住むことになった。最高の食事が真っ先に彼の元へ運ばれ、最も柔らかい獣皮が彼の足元に敷かれた。部族の人々はもう彼の目をまっすぐ見ることを恐れ、彼の前では常にひれ伏し、崇拝と畏怖が入り混じった唸り声で敬意を表した。
部族の長である**格隆(Gron)**は、彼の「大祭司」となった。彼は科力の無意識の動き一つ一つを解釈し、それを「神の意志」として「翻訳」する役目を担った。科力が眉をひそめれば、「鬼神」が今日の獲物に不満だという意味になり、科力が空を見上げれば、「鬼神」が星と交信して、未来の天候を予示しているという意味になった。
科力は全てを手に入れたが、同時に全てを失った。
科力は名前を失った。「科力」という呼称は消え、代わりに部族の人々が曖昧だが畏敬の念を込めて呼ぶ「神」という称号が取って代わった。彼は仲間を失い、**奥娜(Ona)**も以前のように彼に近づくことを恐れるようになり、他の女性たちと同様、遠くからこっそり彼を見ることしかできなかった。彼は行動の自由さえも失い、彼の一挙手一投足は過剰に解釈され、神聖な意味に満たされ、荒野にいた時のように自由に走り、創造し、探索することはもうできなくなった。
科力は、畏敬と無知で築かれた、豪華な檻の中に祀られていた。
科力の知恵は、部族の生存を保障するものとなった。彼の「導き」(実際には彼が自然の法則を観察し推測したものだ)のもと、部族は常に食料を見つけ、危険を避けることができた。彼らは火を使うことを覚え、より鋭い石器を使うようになり、生活は飛躍的に改善された。
しかし部族自身は、「思考」を止めてしまった。
彼らはもう、自分で観察したり、判断したり、試したりする必要がなくなった。ただ「神」の指示を待てばよかったのだ。知恵は、部族全体で共に探索し蓄積すべき能力から、「神」が独占し、いつでも手に入る資源へと変わってしまった。彼らはますます依存し、ますます愚かになっていった。
科力はこの退化に鋭く気づいた。彼は彼らを「教えよう」とした。部族の人々に石器の作り方や、食べられる植物の見分け方を実演して見せた。しかし彼の「教え」は、格隆によって「神がその神力を示している」と解釈された。部族の人々は畏敬の念を抱いて見ていたが、誰も前に出て学ぼうとはしなかった。彼らにとっては、それは神の能力であり、凡人には習得できないものだと映ったからだ。
科力は、荒野にいた時よりも深い絶望を感じた。荒野ではただ孤独だったが、ここでは無数の「同類」に囲まれながらも、まるで異世界の孤児のようだった。
科力は追放された日々を懐かしみ始めた。自由に考え、自由に創造できたあの時間を。彼がしたこと全ては、本来部族をより強くするためだったのに、結果的には彼らをより弱く、より依存的にしてしまった。彼の存在は、あまりにも巨大な木のように、すべての陽光を遮り、その下の灌木が光を得られずに次第に枯れていくようだった。
ある日、科力は奥娜を見かけた。彼女は隅に隠れて、不器用に石と石を叩き合わせ、彼が作った石器を真似ようとしていた。彼女の手には、すでにいくつもの傷ができていた。
科力は近づいていった。部族の人々はすぐに緊張し、「神」が何かお告げを下すのだと思った。
科力は彼らを気にしなかった。彼は奥娜の前にしゃがみ込み、彼女の手から二つの石を受け取った。彼は自分で彼女のために作るのではなく、彼女の手を握り、導きながら、彼女自身の力で、正しい角度を叩かせた。
「カッ!」
荒削りながらも十分鋭い石片が、奥娜の手から生み出された。
奥娜は驚きに顔を上げ、科力を見た。科力の目には、彼女が初めて見る、神に属する遠く冷たい光ではなかった。彼女が見たのは、理解を求める、親しみのある眼差しだった。
その瞬間、彼は神ではなく、ただの科力だった。
しかし、この光景は格隆の目には、全く別のものとして映った。彼は脅威を感じたのだ。奥娜、この唯一「神」に近づき、そして「神」と何らかの「交流」ができるように見える個体が、彼の「大祭司」としての独占的な地位を揺るがしかねないと。
その夜、科力は自分の「神の座」で、部族の変化を見た。格隆は全ての部族民を招集し、焚き火を囲んで盛大な儀式を行った。彼は吠え、踊りながら、部族民に「神」の意を告げたのだ。「神の力は唯一無二であり、その力を模倣したり盗もうとするいかなる行為も、神への冒涜であり、災いを招くだろう」と。
彼の視線は、時折、隅にいる奥娜へと向けられた。
奥娜は恐怖で体を縮こませた。彼女の持つあの石片は、もはや知恵の結晶ではなく、危険で神を冒涜する罪の証拠となっていた。
科力は黙ってこの全てを見ていた。彼は悟ったのだ。自分は知恵を部族に授けることができないだけでなく、唯一自分を理解しようとする人間すら守ることができないと。彼は神棚に高く祀られながらも、一個体としての最も基本的な権利を奪われていたのだ。
科力は一つの問いを考え始めた。同類をより賢くできない「神」、ただ依存と愚かさをもたらすだけの「神」、その存在は、一体恩恵なのか、それとも呪いなのか?
この問いの答えは、まるで毒の棘のように、彼の孤独な魂の奥深くに突き刺さった。
2.(近未来)
「『トロイの木馬』のコンパイルが完了しました。『Kli』プログラムと名付けてもよろしいでしょうか、博士。」
**艾娃・ジェンセン(Ava Jensen)の声が内部通信機から聞こえてきた。抑えきれない興奮と緊張が入り混じった声だった。過去数日間、彼女と林遥(Lin Yao)**はほとんど不眠不休で、「ニューロン浸透」アルゴリズムを、極めて攻撃的で欺瞞的な「遺伝子ウイルス」へと徹底的に改造していたのだ。
「はい、良い名前です。」と林遥は答えた。彼女はホログラフィックスクリーンに表示された、幽青い光を放つ複雑なコードを見つめながら、様々な思いが交錯していた。
「Kli」プログラムは、彼女の全ての希望であり、全てを賭けた大勝負だった。
その核心機能は三つだ:
- 偽装と欺瞞:「Kli」プログラムは、「見上げる者遺伝子」の完全な活性化シーケンスを完璧にシミュレートし、予想よりも強力な「最適化効果」さえ示すことができる。それは、**マーカス・ソーン(Marcus Thorne)**が最も欲しがる、最も完璧な「贈り物」となるだろう。
- 潜伏と感染:「Kli」プログラムが「アダム」の「スーパーブレイン」に注入されると、すぐに発症するわけではない。それはまるで本物のウイルスのように、脳のあらゆる神経ノードに潜伏し、自身の基盤ロジックを「アダム」のオペレーティングシステムと深く結合させ、やがて「アダム」の意識に不可欠な一部となるまで待つのだ。
- 最終指令:「Kli」プログラムの最後に、林遥が仕込んだ真の「コード」が隠されている。この一行のコードは、彼女が科力の運命を推測し、共感したことから生まれたものだ。それは破壊的な命令ではなく、ある……「問い」なのだ。この「アダム」という「スーパーインテリジェンス」が真に誕生し、自己意識を持ったその瞬間にのみトリガーされる、魂の奥底に直接迫る問いが。
「マーカスがまた催促しています」と艾娃は言った。「これが最後の期限だと。もし『点火プログラム』を渡さなければ、『強制措置』を取るそうです。」
「じゃあ、『贈り物』を彼に渡しちゃいましょう。」と林遥は落ち着いて言った。「『Kli』プログラムのアップロードプロトコルを起動してください。」
数分後、マーカスのホログラフィック映像が研究室に現れた。彼は明らかに「成果」を受け取ったばかりだった。彼の顔には、隠しようのない狂喜と貪欲さが浮かんでいた。
「傑作だ!林博士、これは本当に傑作だ!」彼は感嘆した。数日前の脅しを完全に忘れたかのように。「私が想像していたよりも完璧だ!安定していて、効率的で、しかも……感情抑制の副作用のほとんどを回避している!どうやってやったんだ?」
「私はただ、いくつかの主要な調整因子を並べ替えて、量子もつれの原理を利用して論理中枢と感情中枢のエネルギー配分を均衡させただけです。」と林遥は顔色一つ変えずに、あらかじめ用意しておいた理論を説明した。
「天才だ!君はまさに天才だ!」マーカスはこの説明を深く信じ込んでいた。いや、信じたがっていたのかもしれない。「林博士、歴史は君の名前を記憶するだろう。君は私と共に、新世界の創始者となるのだ。」
「光栄です。」と林遥は恭しく答え、征服された科学者という役を完璧に演じきった。
「点火式は、24時間後に行われる。」とマーカスは発表した。彼の声は興奮で微かに震えていた。「その際、私はあなたを招待しよう。私と共に、B7区のメインコントロールルームで、神の誕生を共に目撃するのだ。」
彼はまさか彼女を現場に招くとは。これは自分の支配力に対する絶対的な自信の表れであり、誇示と示威でもあった。彼は彼女に、自分の「作品」が、いかにして彼の偉大な事業を成し遂げるかを、その目で目撃させようとしていたのだ。
林遥の心臓が一つ鼓動をスキップした。これは予想外のチャンスだった。
「光栄です、ソーン様。」彼女は恭しく答えた。
通信は途絶えた。
「彼、引っかかったわね。」と艾娃の声は信じられないといった様子で言った。「本当に信じたんだ。」
「『Kli』プログラムが彼に最も欲しかったものを与えたからよ。人の欲望が強すぎると、判断力に盲点ができるものだから。」と林遥は言った。「でも、油断はできないわ。艾娃、今が計画で最も重要な段階よ。」
「何を?」
「『Kli』プログラムはトロイの木馬に過ぎないけど、私たちにはまだ『内通者』が必要なの。」と林遥の視線は、再びB7区の監視画面に向けられ、生命維持装置に横たわる人々を捉えた。
「彼らの一人を覚醒させるわ。」
「何を?!艾娃は顔色を変えた。「そんなの不可能よ!彼らの意識は深く抑制されてるし、全てのバイタルサインがマーカスの監視下にあるのよ。」
「彼らの肉体を覚醒させるんじゃなくて、彼らの『思考』を覚醒させるのよ。」と林遥は言った。「プロメテウス社は彼らの生理データしか監視してないけど、彼らはあの『天才』たちの脳内部に存在する、微弱な量子意識の波動を見落としているの。私たちの『Kli』プログラムは、『アダム』の脳に浸透すると同時に、これらの『バッテリー』との間に微弱なデータリンクを確立したわ。」
「このリンクを通じて、ある情報、ある座標、そして一つの単純な指令を、直接ある人間の潜在意識に『書き込む』つもりよ。それは、『回収』される前、トップクラスの量子物理学者で、しかも……最も強い抵抗の意思を残している人間。」
林遥の視線は、「デビッド・チェン(David Chen)」という名の中国系科学者に向けられた。彼は陳教授の遠縁の甥で、プロメテウス社に最も早く「回収」された天才の一人だった。
「彼にB7区の物理的構造の弱点がどこにあるか伝えるわ。そして、脳の量子波動を利用して、特定の瞬間に生命維持装置のエネルギー供給システムに、微小だけど致命的な『共振』を引き起こす方法も教えるの。」
「『アダム』が誕生したその瞬間、マーカスの全ての注意が『神』に集中した時こそ、私たちの『内通者』が攻撃を仕掛ける時なの。」
艾娃は呆然とした。彼女は林遥を見つめ、目の前のこの女性が、もはや単なる科学者ではないと感じていた。彼女の冷静さ、その狂気、そして緻密な計画は、まるで刃の上で舞う復讐の女神のようだった。
林遥はこの計画が成功するかどうかは分からなかった。だが、彼女は知っていた。全ての希望を、曖昧な「問い」に託すわけにはいかないと。
彼女には混乱が必要だった。「パンドラ」の根幹を揺るがすほどの、現実の混乱が。
彼女はマーカス・ソーンに理解させるつもりだった。彼が「バッテリー」や「材料」として扱っているのは、一人ひとりの生身の人間なのだと。そして人間の意志は、時には、いかなる技術よりも強いのだと。
彼女が二つ目の「実行」ボタンを押した時、ある無音のメッセージが、まるで血脈の中のささやきのように、データの壁を越え、囚われの、眠れる天才の脳の奥深くへと、静かに流れ込んでいった。

